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基本中の基本!体を動かす【エネルギー源】

筋肉の種類という記事のまとめでエネルギー源という言葉がありました。

今回はエネルギー源について詳しく説明していきたいと思います!

そもそもエネルギーとは?

ヒトが日常生活や運動など身体を動かすために必要な源のこと。

車で例えるとガソリンです。ガソリンが切れてしまうと車は動かなくなります。

ヒトも同じくエネルギーが切れてしまうと体調不良や怪我など起こしやすくなります。

エネルギーはどのようにして供給されているのか?

難しい言葉ですがアデノシン三リン酸(ATP)が分解されアデノシン二リン酸(ADP)になるときに発生されるものがエネルギーです。ヒトの体はATPからエネルギーを生産しています。

ATPというのは基本的に摂取した食事(三代栄養素)から作られています。

三大栄養素のタンパク質・炭水化物・脂質は主なATP生産源=エネルギー源となり、それぞれ活動の強度や時間によって供給のされ方が変わってきます。

ダイエットや筋トレはどこからエネルギーを作り出しているかを理解することが凄く大事です。

エネルギー供給源は大きく分けて3つ(①ホスファゲン機構 ②解糖系 ③酸化機構)あります。
エネルギーになる速度が速いものから順に説明していきます。

①ホスファゲン機構

瞬発的な運動や高強度の身体活動でクレアチンリン酸を分解し、エネルギー源として供給されます。無酸素生機構とよばれ酸素を必要としません。

クレアチンリン酸とは?

リン酸化されたクレアチンであり骨格筋における重要なエネルギー貯蔵物質のこと。

ホスファゲン機構はすべての運動の開始時に使用され、ATPの生産量が最も多いが0〜6秒程で枯渇してしまいます。

②解糖系

解糖系は筋に蓄えられたグリコーゲン、あるいは血中グルコースといった炭水化物を分解しATPを生産してます。更に速い解糖遅い解糖の2つに分かれます。

速い解糖

速いエネルギー供給が必要な場合に使用され無酸素的解糖とも呼ばれています。

遅い解糖

エネルギー要求が高くなく、細胞内の酸素量が十分な場合に動員されます。有酸素的解糖とも呼ばれています。

③酸化機構

安静時や有酸素運動中のエネルギー供給源になります。ATP生産には炭水化物と脂肪が使用されています。

安静時に使用されるエネルギーは70%が脂質、30%が炭水化物から供給されています。

運動強度が上がるにつれて使用されるエネルギー源が脂質から炭水化物へと移行します。

【注意‼︎】長時間の運動やグリコーゲンが減少した場合に筋肉が分解されタンパク質がエネルギーとして使用されます。※通称カタボリック

トレーニー達は上記の現象を「カタぼる」と呼び筋肉が分解されることを恐れています。

まとめ

上記のようにエネルギー供給源を決定する要因としての優先順位は運動強度、次に運動時間が大きく関わっているということになります!

運動のスピードや負荷が上がればホスファゲン機構〜速い解糖。負荷が低く遅い運動になれば遅い解糖〜酸化機構と覚えておけばOKです!

各運動のエネルギー源を理解することで、ダイエットやバルクアップがより効率的に行えるようになると思います!是非参考にしてみて下さい!

以上、今回はエネルギー源のお話でした。

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